宮城県の離婚に強い弁護士は全国事務所か地域密着
宮城県の離婚に強い弁護士についてです。離婚問題を扱う際、弁護士選びは重要な決断になります。全国対応事務所と地域密着事務所には、それぞれ特徴があります。宮城県で離婚に強い弁護士を探す際は、ニーズに合った事務所を見つけることが大切です。
宮城県の離婚に強い弁護士のなかでも。全国対応事務所の特徴は以下のとおりです。
- 宮城県の離婚に強い弁護士は、幅広い地域の事件を扱える
- 豊富な実績と高い交渉力を持つ
- 宮城県の離婚に強い弁護士・専門性の高い弁護士が在籍する
- 迅速な対応が期待できる
一方、宮城県の離婚に強い弁護士のなかで地域密着事務所の特徴は以下のとおりです。
- 宮城県の離婚に強い弁護士なら、地域の実情に精通している
- 宮城県の離婚に強い弁護士なら、顔の見える関係性を築ける
- きめ細やかなサポートが期待できる
宮城県で離婚に強い弁護士を選ぶ際は、自身のニーズと事務所の特徴を照らし合わせて、最適な選択をすることが重要です。
宮城県の統計上の離婚数
宮城県の人口動態統計によると、令和元年(2019年)の宮城県の離婚件数は3,780件となっています。
また、人口との割合である離婚率は1.66と、全国平均の1.69と少し高い値を取っています。
このことから、宮城県は都道府県の中でも僅かに離婚の多い地域であるということができるでしょう。
子どもの連れ去り別居をされてしまったら
家に帰ったら配偶者と子どもが消えていた、という経験をした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
所謂「連れ去り別居」という状況に陥ってしまったとき、子どもだけでも取り戻したいものですよね。
配偶者に子どもが連れ去られてしまった際、法的に取り戻す方法としては以下の3つがあります。
- 子の引き渡し調停
- 子の引き渡し審判
- 子の引き渡し審判前の保全処分(仮の引き渡し)
調停では、裁判所の調停委員を介して夫婦間で話し合いを行います。
ただし、あくまで話し合いであるため、相手が子どもを引き渡すことに合意しなければ不調となってしまいます。
一方、審判や保全処分では裁判所が調査を行い、子どもの福祉を一番に考慮して夫婦のどちらに子どもを引き渡すべきかを判断します。
このとき、自分の主張が認められれば子どもを取り戻すことができ、相手が従わない場合には間接強制(金銭を要求する)等で命令に従うよう促すことも可能です。
ただ、審判や保全処分では調査が終わるまで長い時間を要することがあります。
そこで、判断が下されるまでどちらが子どもの面倒を見るかを決める「子の監護者指定の審判」なども同時に申し立てるのが一般的です。
なお、配偶者が連れ去り別居をしてしまったとしても、自力で奪い返すことは止めてください。
というのも、法的な手続きを経ずに自力救済してしまうと、未成年略奪罪という犯罪になってしまう恐れがあるからです。
少しでも早く子どもを取り戻したい気持ちもわかりますが、後の親権争いなどで不利にならないようにするためにも我慢しましょう。
このように、連れ去り別居への対応は法的な知識や手続きが絡んでくる場面が多くあります。
そのため、もし不安点や疑問点があれば、専門家である弁護士に相談することをおすすめします。
宮城県の家庭裁判所一覧
調停や審判など、離婚に関する裁判手続きをする場合は家庭裁判所で行います。
宮城県にある家庭裁判所は以下の通りです。
夫婦関係調整(離婚)調停や離婚訴訟等の際にご活用ください。
仙台家庭裁判所 | 住所:〒980-8637 宮城県仙台市青葉区片平1-6-1(「高等裁判所前」バス停から徒歩約2分) 電話:022-222-4165(代表) |
仙台家庭裁判所 大河原支部 | 住所:〒989-1231 宮城県柴田郡大河原町字中川原9(JR東北本線 大河原駅下車 徒歩10分) 電話:0224-52-2102(代表) |
仙台家庭裁判所 古川支部 | 住所:〒989-6161 宮城県大崎市古川駅南2-9-46(JR東北新幹線・陸羽東線古川駅南側出口から約800m徒歩約10分) 電話:0229-22-1694(代表) |
仙台家庭裁判所 石巻支部 | 住所:〒986-0832 宮城県石巻市泉町4-4-28(JR石巻駅から徒歩15分) 電話:0225-22-0363(代表) |
仙台家庭裁判所 登米支部 | 住所:〒987-0702 宮城県登米市登米町寺池桜小路105-3(JR仙台駅前西口バスプール31-2番乗り場から東日本急行バス「とよま総合支所」行きに乗車約1時間30分、「とよま明治村」停留所にて下車、徒歩約5分) 電話:0220-52-2011(代表) |
仙台家庭裁判所 気仙沼支部 | 住所:〒988-0022 宮城県気仙沼市河原田1-2-30(JR一ノ関駅から大船渡線で快速1時間10分弱、気仙沼駅下車、タクシーで約10分) 電話:0226-22-6626(代表) |
宮城県で離婚・法律相談ができる場所
先述したように、子どもの連れ去り別居に対応するのであれば、弁護士といった法律の専門家に相談することが一番です。
宮城県でも行政の相談窓口などが用意されていますので、一度申し込んでみてはいかがでしょうか。
法テラス宮城 | 住所:〒980-0811 仙台市青葉区一番町3丁目6番1号一番町 平和ビル6階 電話:0570-078369 業務時間:平日9時~17時(土日祝を除く) |
〇仙台弁護士会 30分5,000円+消費税 |
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仙台弁護士会法律相談センター | 住所:〒980-0811 仙台市青葉区一番町二丁目9-18 電話:(022)223-2383 受付時間:月~金曜日(祝日を除く) 10時~15時 土曜日(祝日を除く) 9時30分~12時 (月・木曜日は17時30分~19時30分も実施) |
仙台弁護士会古川法律相談センター |
住所:〒989-6161 大崎市古川駅南三丁目15 泉ビルB棟101 電話:(0229)22-4611 受付時間:火・土曜日(祝日を除く) 10時~15時 |
仙台弁護士会登米法律相談センター | 住所:〒987-0702 登米市登米町寺池桜小路89-1 桜テラス川内201 電話:(0220)52-2348 受付時間:水・金曜日(祝日を除く) 10時~15時 |
など |
宮城県で離婚問題に悩んでいる方へ
子どもの連れ去り別居が起きた場合、裁判所を通じて法的な手続きを行う必要があります。
そのため、法律に詳しくないと1人で進めるには難しい部分もあるでしょう。
そんなときには、弁護士に手続きを依頼したり、助言をもらいながら進めるようにしましょう。
連れ去り別居に留まらず、親権や面会交流の交渉についてもアドバイスをしてくれるはずです。
当サイトでも、宮城県で対応している法律事務所をご紹介しています。
無料相談を受け付けているところもありますので、ぜひご参照ください。