離婚の上手な切り出し方4選|例文・妻から・夫からを解説
離婚を決意し、妻(夫)に伝えようとする時、切り出し方はどのようにしようと悩むのは当然のことです。そこで今回は、妻・夫…[続きを読む]
旦那と妻の夫婦の喧嘩が続くと、つい「離婚」という言葉が頭に浮かびますが、離婚は人生に大きな影響を与えることも事実です。夫婦は離婚しないことに越したことがありませんが、どうしても離婚した方が、このまま結婚生活を続けるよりは、お互いにとってマシと考える瞬間があります。
離婚した方が良い夫婦には、いくつかの特徴、前兆やサインがあること、共通することが知られています。
こんな男とは離婚したほうがいい、こんな女とは離婚した方がいいんだとお悩みの方は、その特徴を掴む必要があります。
そこで、今回は、離婚したほうがよい夫婦、旦那と妻の特徴について説明します。夫婦が離婚するべきかどうかを判断するために、夫婦の会話パターンや離婚する夫婦の前兆、サイン、そして子ありの場合に共通すること、また夫婦が終わってるかどうか離婚するべきかチェックをするためにも、考慮すべきことを解説します。
目次
離婚した方がよい夫婦、旦那と妻にはどのような特徴があるのでしょうか? 夫婦間によくある問題点、夫婦の会話パターン、真剣に離婚を検討した方が良いケース、共通することについてみていきましょう。
まずは、こんな夫婦は離婚すると言われる、一番危険なケースから取り上げます。
離婚を検討する夫婦には夫婦それぞれが問題を抱えている場合もあれば、妻・夫のどちらか一方の問題が大きくなり離婚に至るケースもあります。離婚を検討する夫婦によくある問題としては、以下のような特徴があります。
ドメスティックバイオレンスの多くは、夫が妻に対して暴力を振るうケースです。この場合は、夫側に問題があるケースが多いでしょう(もちろん逆DVも最近は多いです)。
日常的、または喧嘩の際に暴力を振るうような事情がある場合には、離婚を検討するのは当然です。また身体的暴力だけでなく、精神的に配偶者をおいつめる行為も夫婦関係を破壊する行為になります。相手を罵倒したり、物を投げるなどして大きな音を出すことにより相手を威嚇するような行動もDVに含まれます。また「こんなこともわからないのか」と相手の知性を攻撃するような特徴や行為はモラハラにあたる可能性もあります。
借金やギャンブルの問題もよくあります。借金を繰り返すような悪癖や特徴がある場合には、生活も苦しくなってきます。こんな男や女とは離婚したほうがいいと言われる多いパターンです。
ギャンブルも同様にお小遣いの範囲内で楽しむ分には問題ありませんが、生活費にまで手を出すようになれば、夫婦生活に深刻な影響を与えることから離婚を検討する方も多いようです。
不倫は一度であれば許そうとする方も多いかもしれませんが、何度も繰り返される場合に、離婚を決断するしかなくなってしまうケースも多いでしょう。
これは、旦那側も妻側の不倫も同じで、こんな男や女とは離婚したほうがいいと言われる最も多いパターンです。
相手の信用を裏切る行為ですので、夫婦関係を修復しようと努力したものの最終的には離婚に至ってしまったケースもあります。
上記のようにわかりやすい危険なケースもありますが、一見外から分かりづらい特徴や共通点が会話パターンとしてあります。
離婚した方が良い夫婦の会話としては、以下のような態度や会話パターンが増えるようになります。
相手に愛情がある場合は、喧嘩をしても妻も旦那も「なぜわかってくれないのか?」という自分の気持ちを相手に伝えたいという感情が強くなります。
しかし、喧嘩が続くようになり、相手に何を言っても無駄だと諦めの段階に至ると、相手の存在を否定するようになる特徴があります。このような心理から、夫婦の会話でもお互いを否定するような発言や会話パターンが増えてきます。
など、最初から相手に理解してもらおうという気がない会話が続くようになります。喧嘩しても冷戦状態になり、どちらかが謝ったとしても素っ気ない態度を取り、相手を心から許すことはありません。
また以下のような問題を抱えている旦那や妻の場合は、真剣に離婚を検討すべきケースとなります。
仮面夫婦として感情が冷め切った場合、夫婦関係の改善が見込めなければ、離婚を検討する時期かもしれません。顔を合わせることすら苦痛と感じるようになったり、暴力が絡む場合は特に、安全を確保するためにも離婚の準備が必要です。この際、逆上する可能性も考慮し、家族や友人のサポートを得ることが重要です。
また、結婚生活が原因で精神疾患を発症するケースもあり、精神的な健康を守るためにも離婚が適切な選択となることがあります。限界を感じた場合、自身の心理的健康を優先して離婚を考えるべきです。これらの問題がある場合は、離婚を真剣に検討することをお勧めします。
次は、離婚前によくある前兆やサインと離婚する前に確認すべきことについてご説明します。
離婚が決定的となる前に、事前に離婚する夫婦の兆候が出ているのかを知りたいときもありますよね。以下のような問題が増え始めてきたら、離婚に一歩近づいているサインです。ご自身の状況と照らし合わせて確認してみましょう。
かつては相手の言葉を素直に受け入れていたものの、喧嘩が増えると疑念が生じ、「この人の言っていることは信じられない」と感じると危険信号です。
価値観が合わず、妥協点が見つからない場合、関係がうまくいかなくなる可能性が高いです。愛情が減少すると、喧嘩すらしなくなり、会話も少なくなる傾向があります。夫が帰宅が遅くなる、家に帰らない場合は、別居や不倫の可能性があることも示しています。
離婚前の兆候がある場合、心の中で「離婚したい」という感情が大きくなってきます。しかし、離婚が人生に大きなインパクトを与えるため、簡単に決めてはいけません。離婚したい場合でも、すぐに相手に伝えるなどの行動は起こさずに、離婚の準備をしましょう。
離婚の準備ですべきことは以下の通りです。
離婚後は単独または子どもとの生活を考慮し、生活費の不足がないよう資産の計算が重要です。財産分与では通常、夫婦の共有財産の半分があなたの権利となります。借金がある場合の処理方法も事前に検討しましょう。
不倫が原因の離婚を考える場合、相手が気付く前に証拠を集め、慰謝料請求に備えることが重要です。また、将来の生活費を見積もり、安定した収入源の確保が必要です。離婚に伴う可能な引越しやその他の費用に備え、約100万円を貯蓄しておくことを推奨します。
離婚を決断する前には、十分な準備と慎重な検討が求められます。後悔のないよう、計画的に進めることが大切です。
子どもがいると子ありパターンの場合、夫や嫁と別れたいと思いつつも「子どもが成人するまでは」と考える人は少なくありません。しかし、場合によっては今すぐ離婚した方が良いケースもありますし、今は離婚を控えた方が良いケースもあります。そこで、離婚しない方が良いケース、離婚した方が良いケースのそれぞれを解説します。
離婚しない方が良いのは、相手にまだ愛情があり、今後修復できる可能性がある場合です。
離婚前の兆候もまだない場合は、もう少し様子を見て夫婦関係改善を図ってからでも遅くはありません。
また仕事がないなど離婚後の生活が安定しないことが予測できる場合は、就職先を見つけてからでも遅くはありません。子どもの生活を考えましょう。
DVやモラハラがある場合はあなただけでなく、特に子ありの場合、子どもの心身にも危険が及んでいます。
この場合は離婚後の生活云々は関係なく、今すぐ離れるべきです。頼れる家族や友人にサポートしてもらいましょう。
また夫婦仲が悪いことで子供に悪影響が出ている場合も離婚すべきです。子ありだからといって、両親が揃っていることがすべてではありません。親が幸せそうにしているのが一番の良い影響です。
今回は離婚した方がいい旦那や妻の特徴、前兆やサイン、共通すること、こんな男や女とは離婚したほうがいいと言われる会話パターン、子ありの場合などを解説しました。
離婚は誰にとっても大変で辛い出来事になります。
離婚後の生活を少しでも楽にするためにも慰謝料などはできる限り受け取っておくべきです。DVや不倫の慰謝料請求をする場合は、専門家である弁護士にご相談ください。