親の離婚にショック|年代別の子供の気持ちと影響やストレスを解説
この記事では、離婚は仕方ないと考えながらも、子供への影響が心配で離婚になかなか踏み切れない方向けに、離婚による子ども…[続きを読む]
離婚回避するために、やってはいけないことや回避方法を知りたい方もいるでしょう。
なぜなら、突然、夫から離婚したいといわれ、頭のなかが真っ白になりどうしたらいいのだろうと悩む妻がいるからです。
ひとつ屋根の下で、離婚したい人と離婚したくない人がいっしょに生活するという状況は辛いものです。
普段から夫婦の仲が良かったわけではないけれど、子どもや経済的なことを考えると、やっぱり離婚したくない、もう一度やり直したいと考える方は多いのではないでしょうか。
本記事では、離婚をしたくない時にやってはいけない行動と関係修復のための奥の手をいくつか紹介します。
離婚したくないと悩んでいる人は、この記事を参考にしてみてください。
目次
配偶者から離婚を切り出されても、そう簡単に離婚を承諾するわけにはいかないでしょう。
まずは冷静に状況を把握し、自分の気持ちを確かめることが先決です。
夫・妻にまだ未練が残っていると、離婚したくないと感じるのは人として当然の感情でしょう。性格の不一致やライフスタイルの違いから夫婦ケンカも絶えなかったけれど、この機会にもう1度やり直したいと考える妻は少なくありません。
配偶者が不倫に走り離婚を切り出しても、未練がある側はどうにかして関係を修復したいと考えます。
主に妻側で多い理由ですが、離婚すると、ほとんどの場合は妻側の生活の質が下がります。専業主婦であれば再就職も難しく、離婚に躊躇するのは当然といえるでしょう。
離婚したくないからとそのままの状態で別居すると、婚姻費用として一定額の生活費を配偶者からもらえることもありますが、あまりいい選択とはいえません。
もっとも、このような状況であればすぐに離婚とはならず、婚姻関係を維持できる可能性も残ります。
子どもがいる場合、たとえ何もしない相手であっても、両親揃っていることが大事だと考える人もいます。
十分な収入があり1人で育てることが可能であっても、離婚は子どもの成長に何らかの悪影響を及ぼすかもしれません。また離婚すると、仲の良い義理の両親と子どもの関係も悪くなるだろうと離婚を躊躇することもあるようです。
実際に離婚すると、持ち家の名義変更や保険の手続きなど、さまざまな事務手続きが必要です。
また、特に女性は離婚により姓が変わることが殆どなため、元々旧姓を使っていた場合を除き、職場においても氏名変更の手続きをすることもあるでしょう。
このような面倒な手続きをするくらいならと、夫婦としての形だけは残したいと考える人もいます。
友人や職場の人に離婚したことを知られるのを嫌がる人は多いのではないでしょうか。
姓が変わると職場でも余計な詮索をされるため、離婚したくないと考えます。
また離婚することにより何か欠点があるのではと、周りの人に勝手に思われるケースもあるようです。
夫婦が共に築いた夢や将来の計画がある場合、それを実現したいという思いが離婚を避ける理由になることがあります。一緒に困難を乗り越えて幸せな未来を築くことを望む人々もいます。
離婚を切り出されパニックとなり、つい離婚届に印鑑を押してしまった…という人もいるかもしれません。
しかし、これは離婚したくない場合にやってはいけないことの1つです。
ここでは、このような離婚したくない場合に避けるべき行動を5つ紹介します。
次のような行動は慎んで、冷静に対応することが大切です。
やってはいけないこととして、いわれるがまま安易に別居を選択する事が挙げられます。
いっしょに住んでいれば話し合う機会も持て、離婚を回避するためのアプローチもできるでしょう。しかし別居となるとコミュニケーションの機会はぐっと減ってしまうため、夫・妻の気持ちを変えるチャンスがなくなります。
また、別居を冷却期間と考えるのは離婚したくない側だけであり、離婚したい側からすると都合の良い準備期間となるかもしれません。
離れて住んでいると、離婚に向けて配偶者が動いていることもわからないでしょう。
離婚といわれ、激昂して感情のままに話すことは逆効果です。これもやってはいけないこととです。
「私は今までこんなに尽くしたのに、なんで離婚なの?」と苛立ちをぶつけても何の解決にもなりません。
夫・妻が離婚を決意するには、よほどの理由があるはずです。そのことをよく理解して、話し合いの場では冷静に話すことが大切です。
夫婦の関係において、どちらかが100%悪いということはあまり多くないでしょう。
と、一方的に夫・妻を否定するような暴言を吐いてはいけません。
売り言葉に買い言葉で、両者とも離婚に気持ちが向きやすくなってしまいます。
いったん気持ちをこらえて、冷静になるように心がけましょう。
離婚について、ひとりで悩んでいても良い解決策は思い浮かばないものです。
このような場合、夫婦のことをよく知る友人や家族に相談するのもよい方法です。離婚カウンセラーや離婚案件を扱う弁護士に相談することもひとつの選択でしょう。
第三者に入ってもらうことで、離婚回避のためのきっかけを得られるかもしれません。
また、ひとりで悩み続けることは自身のメンタルにも良くないため、信頼できる周りの人たちに話を聞いてもらいましょう。
離婚したくないと考えているうちは、離婚届にサインをしてはいけません。
サインをしてしまい、その離婚届が役所に受理されてしまうと、離婚が成立してしまいます。このようなことを防ぐためにも、離婚の意思がない場合には、離婚届にサインをすることはやめましょう。
どうして離婚したいのか、解決策はないのか、自分のほうでできることはないのか、など離婚を回避するための話し合いの場を持つように心がけることが大切です。
離婚を回避するために、妻はどのように夫にアプローチできるでしょうか。
ここでは、関係修復のための奥の手を4つ紹介します。
配偶者に自分の気持ちをわかってもらうためには、正直に離婚したくない旨を伝えることが1番です。
SNSやLINEなどよりも、自分の想いを手紙に書くことで自身も冷静になることができ、自分の言葉や態度を客観的に見直すことができるでしょう。
直接話すと気持ちが高ぶってしまいがちですが、手紙であれば自分の本音を伝えやすいものです。
今まで配偶者がしてくれたことに対する感謝や、自分の足りなかったことへの謝罪、離婚をしたくないという正直な気持ちを伝えましょう。
夫婦の関係が冷めきっている場合は、コミュニケーションを増やすように努力してみましょう。
コミュニケーションの基本は挨拶です。
「おはよう」や「おやすみなさい」、「行ってきます」など、気持ちのよい挨拶の言葉をかけるようにします。少しずつ日常会話を増やすことで、夫婦の問題も話し合えるような雰囲気に変化していくでしょう。
早く解決したいからと、焦って離婚や別居の話を出すことは厳禁です。じっくりと時間をかけて解決を図るようにしましょう。
配偶者話し合える雰囲気があれば、離婚回避へ向けて、具体的なルールを決めることも良い方法です。
配偶者が辛いと感じていた状況や自分自身の気持ち、子どもがいれば子どものこと、夫婦の将来についてもう一度棚卸しをし、良い関係になるようふたりで守るルールを決めていくのです。
この段階まで話し合いを進めることができると、離婚を回避できる可能性が高まります。何よりもいっしょに過ごすことで、冷めきっていた気持ちにも変化が生じるでしょう。
大掛かりな部屋の模様替えや自身のイメチェンをして、環境や自分自身を変えてみることもひとつの良い方法です。
配偶者のことはしばらくそっとしておき、自分ができることから変えてみましょう。
離婚を切り出されて辛い思いをしていても、暗い雰囲気にならないように心がけます。自分の離婚したくないという真剣な想いが、配偶者の気持ちを変えていくこともあるでしょう。
離婚したい側は、離婚をすることで自分にもデメリットがあると気づいたときに離婚を考え直す傾向にあります。
離婚したくない場合は、離婚を考え直してほしいと正直に配偶者に伝え、状況を改善するためにできることから始めてみましょう。