ギャンブル依存症の家族にできること|回復する?相談窓口はどこ?かける言葉

ギャンブル依存症に対する家族の接し方

競馬・競輪・競艇・オートレースといった公営ギャンブルに加えて、パチンコやパチスロの店が各地に点在するなど、普段意識しないだけで私達は多くのギャンブルに囲まれて暮らしています。
そういった環境の中で発生しやすくなる問題が「ギャンブル依存症」です。

ギャンブル依存症は、本人の意思だけで治療できるものではありません。そもそも本人が依存症と認めず、治療に向かおうとしないこともあるでしょう。
完治に向けて治療に向かってもらうには、家族など周囲の人が理解を示し、本人をサポートすることが大切です。

また、ギャンブル漬けになると、依存度によっては多額の借金を作ってしまい、生活に困窮する可能性も大いにあります。
このような場合、借金問題を解決する方法も考えなければなりません。

ここでは、ギャンブル依存症に対する家族の接し方、家族ができること、家族がかける言葉、借金の解決方法等について解説していきます。

ギャンブル依存症の家族が接する上で注意点

身内にギャンブル依存症の人がいる場合、特に同居の家族であれば、日常生活に大きな影響が出ます。
特に、借金をしてまでギャンブルをしてしまっているような場合、生活は困窮してしまうでしょう。

家族がギャンブル依存症になった場合、またはその疑いがある場合は、どのように対応するのが良いのでしょうか?

①ギャンブル依存症は病気であることを認識する

ギャンブル依存症の方は病気であることをまず理解し、批判的な対応や冷たい対応をとらずに接しましょう。

②ギャンブル依存症の方とはコミュニケーションを忘れずに

借金をしがち、仕事をしない、などギャンブル依存症の方とはコミュニケーション上の障害が起きやすいです。しかし、依存症の方を理解する気持ちをもって、いつでも話し合える関係を持つことが重要です。

③家族が必要以上の負担を背負わない

理解はしますが、ご自身の負担を超えるようであれば、家族の方にも健康や心理的な負担があります。家族の負担が大きすぎる場合は、専門家のサポートを受けるようにしましょう。

④急がない

ギャンブル依存症の治療には時間がかかります。あせらず、ゆっくり専門家と相談しながら、見守る必要があります。

⑤無理な期待を持たない

ギャンブル依存症は簡単に治るものではなく、時間と努力がかかる場合があります。家族はすぐに改善を期待するのではなく、忍耐強くサポートすることが大切です。

ギャンブル依存症に対し家族ができること

ギャンブル依存症方と家族が接する上で、専門家に相談することが重要ですので、下記を活用しましょう。

専門の相談窓口へ相談する

家族にギャンブル依存症の疑いがある場合、まずは以下のような専門の窓口に相談することをおすすめします。

保健所

各地の保健所では、健康に関する様々なこと以外に、ギャンブル依存症についても相談できます。
具体的には、ギャンブルが原因で金銭問題が発生したり、人間関係が悪化したりするなどして生活に支障が生じている場合の健康相談を受けてくれます。

ギャンブル依存症を根本的に克服するためには、ギャンブル以外の行動ができるように生活を変えていくことが必要です。回復施設や自助グループへの参加などのアドバイスを受けられますので、身体や精神の健康に不安がある場合は問い合わせてみましょう。

精神保健福祉センター

各都道府県や指定都市に設置されています。
地域によっては「こころの健康センター」という名称のところもあります。

アルコールや薬物を含めた依存症・こころの健康に関する悩みの相談に乗ってくれ、もちろんギャンブル依存症にも対応してくれます。
依存症の完治を目指すプログラムを実施しているところもありますので、一度お住まいの地区の取り組みを検索してみることをお勧めします。

依存症相談拠点機関

都道府県や指定都市にある、依存症相談員を配置した相談拠点です。
「依存症対策総合支援事業」という事業によって設置が進められています。

拠点を探す場合は「依存症対策全国センター」公式サイトをご利用ください。
「依存症かもしれない」「家族の依存症について理解したい、助けたい」という方に、様々な制度や施設を案内してくれます。

同志のいる会(自助グループ)に参加する

上記の相談窓口からも提案を受けるかと思いますが、悩みを共有して解決を図るために、「ギャンブル依存症に苦しむ人の会」などの団体・自助グループを利用してみましょう。
自助グループとは「同じような体験・悩みを抱えた人同士が、お互いに情報を共有したり話し合ったりして、病気について理解し、励まし合い、問題の解決・克服を図る」ことを目的に集うグループです。

ギャンブル依存症になった本人だけでなく、家族のための会(ギャンブル依存症家族の会)も存在します。
ギャンブル依存症に悩む家族が、患者に対する対処法などを話し合ったり、接し方を共有したりできます。人に話すだけでかなり気持ちが楽になるものですので、ぜひ積極的にご参加ください。

本人を説得して病院やクリニックに通院してもらう

ギャンブル依存症そのものを治療するのも効果的な対処法です。
専門の医療機関で治療すれば改善できる可能性があるので、通院させるべきでしょう。

しかし本人が「自分はギャンブル依存症ではない」と頑なに言い張るケースもあり、強制すると治療に失敗するおそれがあります。

落ち着いて話し合い、相手を肯定しながらうまく誘導するなどの方法を考えるか、専門機関に相談して治療への導き方のアドバイスをもらうと良いでしょう。

ギャンブル依存症にかける言葉の例

  • あなたは強い人間です。ギャンブル依存症に立ち向かう力を持っています。
  • 誰しも過ちを犯すことがあります。大切なのは改善しようとすることです。
  • 自分を責めずに、今から健康な生活への第一歩を踏み出しましょう
  • あなたは一人で戦わなくていい
  • 私たちはあなたを支援するためにここにいる
  • 治療が長くても、一緒に乗り越えていこう
  • あなたのことを信じている
  • 私たちはあなたを責めたり、非難したりしません

家族は、ギャンブル依存症の方の味方であり、理解者であり、信じていることを伝えることが重要です。

ギャンブル依存症による借金は債務整理可能

ギャンブル依存症になると、借金をしてでもギャンブルを続けようとするケースが多いです。こうなると、家計に悪影響が出ることは間違いありません。
医療機関への通院を考えている場合、治療費が足りなくなってしまう可能性もあるため、借金問題の解決は急務と言えます。

借金問題を解決するには「債務整理」をするのがおすすめです。
ギャンブルが原因の借金であっても、債務整理によって負債を減免することは可能です。

ギャンブルによる借金の債務整理について、詳しくは以下のコラムをご覧ください。

ギャンブル依存症とは?

ギャンブル依存症とは、その名の通りギャンブルに依存してしまう病気です。
単なるギャンブル好き等と違って、ギャンブルにのめり込んでしまい日常生活に支障を来している状態のことをギャンブル依存症と言います。

ギャンブル依存症はWHOによって認められた病気の一種であり、アルコール依存症や薬物依存症との類似点が発見されています。
本人の意志の力だけでギャンブル依存症を克服するのは、至難の業と言っていいでしょう。

ギャンブル依存症の主な症状とは?

ギャンブル依存症の代表的な症状は以下のようなものです。

  • ギャンブルをしないと落ち着かない
  • 興奮を求めて賭け金が増えていく
  • 借金してでもギャンブルをしてしまう
  • 負けたお金をギャンブルで取り返そうとする
  • ギャンブルをする頻度を減らそう、やめようとしてもうまくいかない
  • 家族に「仕事に行く」など嘘を言ってギャンブルをしてしまう 等

なお、ギャンブル依存症と言っても、常にギャンブルのことを考えているわけではありません。

例えばパチンコ依存症の人の場合、ネオンの看板を見たり、パチンコ屋で聞くような音を耳にしたりしても、それがスイッチとなってパチンコをしたくてたまらなくなることがあるようです。

ギャンブル依存症と借金は1人で悩まず相談を!

ギャンブルの借金を家族が肩代わりしても、借金は増えるだけです。依存症の治療と借金問題を解消しなければ、根本的な解決は望めません。

治療のためには、専門機関への相談や、同じ悩みを抱える人が集まる会への参加が必要です。
家族も共に治療や会合に参加することで、患者への対処法を学ぶことができます。

一方、膨れ上がってしまった借金を解決するには、弁護士や司法書士に相談して債務整理をするのが一番です。
放置していると借金は増える一方なので、早めの相談が大切です。

なお、弁護士・司法書士によっては、債務整理だけでなく、ギャンブル依存症の治療に適したクリニックを紹介してくれることもあります。ぜひ一度、借金問題に詳しい弁護士・司法書士までご相談ください。

債務整理に強い弁護士・司法書士に無料相談

借金返済ができず、滞納・督促でお困りの方は、債務整理に強い弁護士事務所・司法書士事務所にご相談ください。

弁護士事務所・司法書士事務所に相談することで、以下のような問題の解決が望めます。

  1. 毎月の借金の返済が苦しい/借金が一向に減らない
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執筆・監修
服部 貞昭 ファイナンシャル・プランナー
ファイナンシャル・プランナー(CFP・日本FP協会認定)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
東京大学大学院 電子工学専攻修士課程修了
新宿・はっとりFP事務所 この執筆・監修者の記事一覧

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