闇金の取り立ての手口・ひどい嫌がらせ・怖さの実態と具体例を解説!
闇金の怖さについて、取り立ての手口や嫌がらせの具体例を交えながら解説します。闇金は悪質な手口を使って取り立てを、精神…[続きを読む]
闇金に手を出してはいけないと知りつつもどうしてもお金が必要で借りてしまったり、あるいは闇金と気づかずにお金を借りてしまったりする例は列挙に暇がありません。
闇金業者の取り立ては非常に苛烈なため、「家に来たらどうしよう」と不安になる方も多いと思います。実際、「闇金が取り立てに自宅に来て、怒鳴られた」「闇金の違法業者が家に来て、ドアを何度も叩かれたり、張り紙をされたりした」という事例を見たことがある方もいるかもしれません。
実際の家や自宅への訪問がなくても、闇金からの取り立て・督促電話は日々行われますので、精神的に追い詰められてしまう方は多いはずです。
今回は、闇金が取り立ての一環で家に来ることはあるのか?また、他にはどのような取り立てを受ける可能性があるのかを解説します。
闇金の厳しい取り立てへの正しい対処法も同時に解説しますので、お困りの方はぜひ参考にしてください。
目次
「闇金」とは、公的な許可を得ずに高利で貸付を行う違法な金融業者を指します。
そもそも法律を遵守していない企業ということもあり、闇金の取り立て方法は国の許可を得た合法な金融機関とは異なり、違法で強引な手段を用いることが多いです。
闇金をテーマにしたテレビやドラマでは、闇金が実際に来訪し、滞納者を脅して無理矢理お金を奪っていくという描写がされることがあります。
また、ドアの前で騒ぎ立てたり、ドアを蹴ったりするようなシーンに覚えがある方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、現実では実際に闇金が家に来る可能性は低いです。
最近は警察の取り締まりも厳しくなっている実情があり、闇金は警察への通報を恐れて昔よりは訪問などの目立つ取り立てを行わないようになっています。
とはいえ、闇金が実調(実地調査)を絶対に行わないというわけではありません。
厳しい取り立ては行わずとも、本当にそこに住んでいるのかを確認するために郵便受けや電気メーターをチェックしに来て、プレッシャーを与えるためにドアやポストに督促状を入れたり、張り紙をしたり、メーターのコードを抜くなどの嫌がらせをしたりするケースは0ではないのです。
また、対面融資の闇金は事前に自宅を把握しているケースが多いと言われているため、自宅訪問をしてくる可能性も高くなります。
帰宅の際に待ち伏せをされたり、実際にインターホンを鳴らされたりするケースもあります。
このような場合は、決して家の中に入れたり、ドアを開けたりしてはいけません。
自力で対応をしようとすると更なるトラブルに発展する可能性があるため、例え闇金に関する知識があったとしても一般人が交渉に臨んではいけません。
仮に脅迫まがいの取り立てがある場合は刑事事件に発展する可能性がありますので、すぐに警察を呼ぶようにしましょう(警察は単なる借金問題には民事不介入ですが、脅迫罪などの刑事事件にあたるような出来事があれば対応をしてくれます)。
警察が来れば、闇金業者に帰るように指示してくれるでしょう。闇金も警察の介入は恐れているため、駆けつけてもらえればその場は収束すると思われます。
また、督促の張り紙ややり取りの録音など、嫌がらせの証拠は残しておくようにしましょう。
仮に闇金が脅迫を行い刑事事件に発展した場合、訴訟をする際の証拠として役に立ちます。
闇金は家に来ずとも、借金を回収するために様々な方法・手口で取り立てを行い、債務者を精神的に追い詰めてきます。
闇金は適正な利息を超える金額を請求し、それによって借り手の返済が終わらない状況を作り出します。いつまでも返済を終わらせず、返せなくなった債務者が滞納をすればあの手この手で取り立てをしてお金を搾り取ろうとしてくるのです。
「借りてしまった自分が悪い」と思う必要はありません。法外の利息をつけて苛烈な取り立てをする闇金業者は違法な会社です。
無視を続けると、家族、友人、勤務先など、債務者と関係のある第三者に連絡を取り、借金の事実や返済の催促をすることもあります。人間関係の崩壊や、職場に居づらくなるといったリスクも考えられますので、上記のような督促・取り立てに苦しんでいるならば、闇金に対応している弁護士や司法書士に相談することをお勧めします。
闇金は高金利で貸付を行うため、これを完済できるケースはほとんどありません。
仮に完済できたとしても、遅延損害金や慰謝料と称して追加の請求をされたり、新たな借金を担がされたりする可能性が高いです。
そもそも、法律を超えた違法な利息を請求してきている闇金に対しては、元本を含め返済する必要がありません。返す必要のないお金は返さず、闇金問題を根本的に解決するために以下の対応を取ることをお勧めします。
闇金からの督促にお悩みの方は、まず、弁護士や司法書士といった専門家への相談をご検討ください。
弁護士や司法書士に闇金問題の解決を依頼すると、闇金に対して「受任通知」が送付されます。債権者は、この「受任通知」を受け取ると債務者に対して直接取り立てをすることができなくなります(貸金業法21条1項9号)。
この時点で、お金の取り立てができないことを悟り、嫌がらせを止める闇金業者も数多く存在します。
もちろん、法律を守らない闇金業者が督促を継続する可能性も十分にあります。しかし、専門家である弁護士や司法書士は、刑事告訴を視野に闇金と戦ってくれます。
闇金の行為は違法なものなので、裁判となったら闇金業者に勝ち目はありません。弁護士・司法書士がこのことを指摘した上で粘り強く交渉をすれば、やがて督促・取り立ては止まり、闇金との関係も切ることができるでしょう。
なお、弁護士や司法書士に依頼をすることで、支払ったお金を多少なりとも取り戻してくれる可能性もあります。
警察は、お金の貸し借りといった民事に介入することができません。
しかし、貸金業法で禁止されている違法な取り立てがあるケースや、刑法などに違反する行為(暴行や脅迫など)があるケースでは、証拠がある限り警察が動いてくれると考えられます。
単なるお金の貸し借りや、売買代金の支払いについての争いなど、私人間の紛争については警察も介入しませんが、犯罪行為があれば話は別です。
「自宅に訪問されて脅されている」「クレジットカードの現金化や闇金のための携帯電話契約など違法行為をさせられた」など、犯罪行為が絡むならば迷わずに警察へ連絡しましょう。
闇金を滞納すると、悪質な取り立て・嫌がらせと共に膨大な利息を請求され続けます。闇金から逃げたいと悩まれている方もいるでしょう。
法外な利息をとる闇金からお金を借りた場合には、借りたお金の返済義務はないとされています。
とはいえ、闇金から逃げ切ることは簡単ではありません。電話番号を変える、引っ越すなどをしても、友人や職場に連絡がいくことが考えられます。闇金業者は執拗に電話・嫌がらせなどをして借金の返済を迫って来るため、個人で逃げ切るのは非常に難しいです。
闇金の問題は、法律のプロである、弁護士・司法書士に介入してもらい、根本的に解決するのが一番です。
債務者の家の前で騒ぎ立てると、近隣住民などから警察を呼ばれることもあるため、最近の闇金は無闇に自宅前で取り立てを行うことが少ないです。
とはいえ、実際に自宅に来た痕跡を残してプレッシャーをかけたり、近所に悪評を流されたりする可能性は否定できませんので、闇金問題は迅速に解決を図るのが大切です。
闇金からの借金を払えずに支払いの滞納を続けていると、莫大な金利に悩まされ、悪質な督促・嫌がらせに苦しむ末路が待っています。しかし、闇金に借りたお金は、利息はもとより元本も返済の必要がありません。
このような闇金業者への対応は、弁護士や司法書士にご依頼ください。
法律のプロに依頼して、適切に関係を絶ってもらえば、報復を受ける可能性を抑えつつ借金問題を解決してくれます。
当サイトが提供している闇金電話番号検索ツールでは、闇金業者の電話番号を検索できます。
※実際に闇金対応している司法書士事務所から提供された番号が登録されています。