リボ払いがやばい!?危険な理由と対処方法を解説
リボ払いは「やばい」「危険だ」と聞いたことがある方は多いでしょう。リボ払いがやばい理由と、リボ払いによる借金が返済不…[続きを読む]
クレジットカードの取り扱いには慎重さが必要であり、中には気づかないうちにリボ払いになっていたり、カード自体がリボ払い専用だったりして、返済額が急増してしまうケースが存在します。
カード会社の説明や書類が分かりづらいこともあり、初期設定でリボ払いを選択してしまう誤解も生じます。しかし、このような状況であっても、カード会社に対して責任を求めたり返金を要求することは難しいことです。カードの利用分は確実に支払わなければならないことは忘れてはなりません。
ただし、リボ払いの手数料は高額であり、知らぬ間に利用残高が膨らんでしまうことがあるため、返済が難しくなるケースもあります。
この記事では、「気づかないうちにリボ払いになっていた」「勝手にリボ払いを設定されていた」といった状況での借金解決の方法について解説していきます。カードの利用状況を正しく理解し、適切な対策を取ることが重要です。記事を通じて、適切な知識を得ることで、このような問題に対処するための手助けとなれば幸いです。
目次
リボ払いの危険性(高い手数料や利用残高の分かりづらさなど)については、以下のコラムで解説しています。
リボ払いが原因で債務整理(任意整理や自己破産など)に陥ってしまうケースは多く、これを避けるためにもおかしいと思ったら早めにリボ払いの設定を解除する必要があるでしょう。
楽天カードや三井住友カード、dカードなどは勝手にリボ払いになっていることがあるようなので特に注意が必要です。
ご自身の支払い方法がリボ払いになっているかどうかを確認するには、クレジットカードの利用明細をチェックしましょう。
支払い方法が「リボ払い」などとなっていれば、リボ払いに設定されています。
なお、クレジットカード会社によっては名称が「リボ払い」ではないケースもあるようです。利用明細に「リボ払い」の文字がなくても、何かおかしいと思ったら明細の詳細まで確認するようにしましょう。
例えば、カードの利用額よりも請求額が明らかに少ない、毎月一定のお金が支払われている、カードを利用していなくても請求がある、分割にしている覚えがないのに手数料がかかっている等のケースでは注意が必要です。
どうしても分からない場合は、各カード会社のカスタマーサポートなどに問い合わせしてみても良いでしょう。
上記の確認方法でリボ払いの設定が判明したら、借金地獄に陥らないためにも真っ先にリボの設定を解除しましょう。
先述の通り、リボ払いの手数料は15~18%と高く、また、毎月の支払額が一定のため元本がなかなか減りません。
利用残高が分かりづらいがゆえに危機感が薄くなりがちで、返済が長期的になり、いつまで経っても借金が完済できないというケースが散見されます。
リボ払いを解除するには、電話などでカード会社に連絡をしたり、ウェブサイト(マイページ)などを通じて設定を変更したりする必要があります。
ウェブサイトでの変更方法などが複雑で分かりづらいという場合は、失敗を防ぐためにもクレジットカードを用意の上でカード会社に電話するのが確実でしょう。
なお、リボ払いの設定を解除しても、解除前に設定されている支払い方法は変更されません。
つまり、設定の解除までに残っていた残高は自動的に一回払いになることはなく、リボ払いを続けなければならないのです。
リボ払いの手数料を安く済ませるためにも、金銭的に余裕があるならば数ヶ月分の繰り上げ返済や一括返済(まとめ払い)をしたり、毎月の支払額を増やしたりしてなるべく早くの完済を目指しましょう。
これらの支払い方法の変更も、電話やウェブサイトから行うことができます。
上記の通り、リボ払いを解除しても当然ながら支払い残高は残ります。
リボ払いの利用額が嵩んでいる場合、たとえ解除をしても残高を支払えないというケースもあるでしょう。
一括返済や繰り上げ返済、支払額の増額などが難しく、利用残高の支払いが苦しいならば、債務整理をして借金を合法的に解決するのがおすすめです。
特にリボ払いは手数料(利息)が高額のため、債権者と「任意整理」の交渉をすることで利息や遅延損害金をカットしてもらうことができる可能性があります。
任意整理の減額率では完済が難しい場合、個人再生や自己破産も視野に入れましょう。
債務整理に悪い印象を持っている方も多いようですが、むしろ、支払いができずに滞納を続けてしまう方が、ご自身にとっても債権者にとってもデメリットが大きいものです。
給与差し押さえをされていない限り職場に借金や債務整理が知られることはありませんし、任意整理ならば家族にも内緒のまま手続きができるケースも多いです。
債務整理に強い弁護士ならば、「本当に債務整理をするべきなのか」「何かデメリットはないのか」「最適な借金の解決方法が知りたい」という方のお悩みを親身になって解決してくれますので、安心してご相談ください。
リボ払いがなかなか減らないとお悩みの方へ。あなたの現在の借金額・年利・毎月の返済額から、任意整理をした場合に借金をいくら減額できるのか・毎月いくら支払えば完済がのぞめるのかを計算します。
リボ払いはやばいと言われる理由は以下の通りです。
リボ払いは、簡単に言えば「利用額に関係なく、毎月決められた一定額のみ支払う」方法です。毎月決まった金額の支払いであるがゆえに、元本がなかなか減りません。
毎月の支払額が決まっていることは、利用残高が分かりづらいという意味でも危険です。危機感も薄く更にリボ払いで買い物をしてしまうケースが散見されます。
更に、リボ払いは金利や手数料が15%~18%と高いです。手数料はリボ払いの残高に対してかかるため、利用残高が増えるほど毎月の手数料も増えていきます。
結果として、いつまで経っても借金が完済できず、気がついたら利用限度額まで借金額が膨れ上がってしまう可能性があります。
リボ払いの借金地獄から早く抜け出すためには、以下のポイントを意識してください。
お金に余裕があるのであれば、利用残高を一括で支払うのが最短かつ有効な解決策です。
もしくは、月々の支払額を多くしたり、一部だけでも繰上返済をしたりすれば、カード会社に支払う手数料は結果的に安くなりますし、支払期間も短くなります。
また、分割回数を2回以下にすれば原則として手数料がかからないので、今後の買い物は2回払いまでに留めるようにすると良いでしょう。
どうしても返済が難しいならば、債務整理による解決もおすすめです。
おまとめローンや借り換えローンはリスクが伴うので、当サイトとしては積極的におすすめできません。
リボ払いを解決できる債務整理方法にはいくつかの種類がありますので、あなたにとって最適の借金解決方法は何か、弁護士や司法書士などの専門家に相談して解決策を決めていくのがおすすめです。
リボ払いをはじめとした借金問題の根本的な解決には、弁護士・司法書士に債務整理を依頼することが有効です。
「リボ払い」による借金の債務整理に強く、口コミ・評判がよい弁護士・司法書士については、以下のコラムで紹介しておりますので是非ご覧ください。